西暦が2000年代に突入してもう20年ほどが経っています。
20年前と比べると技術の進歩が凄すぎて、今後の未来はどうなっていくのか楽しみで仕方ありません。
ただ、一方で過去についての情報は日に日に失われていっているのかも知れません。
例えば、自分のご先祖さまはどこで産まれたのかなど、普段の何気ない生活の中では絶対に耳にすることがないような情報はいつの間にかなくなっているのかも知れませんね。
今回は、自分のルーツを辿るヒントとしての家系図と、今後は古い情報を辿れなくなるかも知れない話を書いていきます。
歴史ものが好きな人は、戦国武将などの家系図なら見たことがあるかも知れません。
しかし、皆さんはこれまで、自分の家系図を見たことはありますか?
自分の親や祖父母くらいであれば、実際に親戚と会って話したりでどんな兄弟がいたかとか、どこに住んでいたなどが聞けるかも知れません。
しかしそれ以上になるともはや調べ方が分からなくなってしまいます。
そんな時に使えるのが実は戸籍なんです。
自分に関してのものは、就職活動や諸々の手続きの際に役所で作成して、見たことがありますよね。
それを使えば情報としてご先祖さまの情報をどんどん辿っていけるような気がしてきました。
ただ、これを見て少し興味を持った方は、今のパッションを持ってなるべく急いだほうが良いです。
自分のルーツを辿るための戸籍の情報。実はこれって、古い紙の戸籍がどんどん廃棄される流れにあるのです。
詳しいことはここのページを見ていただくのが良いですが、自分の親戚に関連している自治体によってはもう既に失われたものもあるようです。
戸籍だって古いものは紙でできていますからね。
劣化して使えなくなってしまうのは防ぎようがありません。
それに、大量の紙を保存しておくのは場所もとるので管理が大変です。なんせ200年分くらいの情報量ですからね。
(デジタル化してデータベースに保存するような自治体だったら、劣化の問題も場所の問題も解決するんですけどね。)
ということで、過去の情報がロストしてしまう前に、何か手を打たないといけないです。
10年後に作ろうとしたら後悔するかも知れません。
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さて、永遠に情報がなくなってしまう前に作り始める必要がありますが、自分で実際に作るとなるとかなり大変そうでした。
ここはやはりプロにお願いして作ってもらうのが良い気がしてきます。
自分でやるにはノウハウが無さすぎるし、初心者が自分で気付くのは難しいコツがあるはずですよね。
今回は、家樹さんにお願いして シンプル家系図セット を作ることにしました。
その他のプランはこちらにあります。
いろいろと必要な情報のやり取りや、お金の振り込みを行って待つこと数ヶ月、底の深い大きめの箱が届きました。
テレビなどで見たことのあるまさにイメージ通りの家系図や、苗字などからわかったルーツの案内については、キレイな装丁のものが入っていました。
それ以外には、家系図を作成するために利用された戸籍の原本がかなりの枚数入っていました。
家系図を自作しようとした場合、それらの戸籍を1つ1つ手続きして取得していたのかと考えるとやはりプロにお願いして良かったなと感じました。
役所の手続きって大変ですもんね。
で、これにより自分の5〜6代前(200年前くらいの古い情報!!)の先祖の名前や兄弟など、今までは知るよしもなかったことが分かりました。
近代日本の戸籍制度が始まった最初の頃の情報かと思われます。
ということで、自分のルーツを知るために家系図を作ってみた話を書いてきました。
自分の家系の過去についての情報が永久にロストしてしまう前に、改めて自分は何者なのかを調べてみたい方はぜひ自分の家系図を作ってみましょう。
実際に作成してみて、自分はどこから来てどこへ行くのか、という疑問が少しだけ解消されたし、改めて想いを馳せたりすることができました。
そして、日本の政府や各自治体には是非ともデジタルトランスフォーメーションを進めていってほしいものですね。