神奈川県内で横浜や川崎と並ぶブランドである湘南。
今までは東京や横浜で働く人のためのベッドタウンとしての扱いだったかも知れませんが、湘南ブランドのもとで現在でも発展を続けているスタイリッシュな地域なんですよね。
フリーランスやリモートワーキングは浸透してきたからか、オシャレでスタイリッシュな湘南に移住したいと思っている人が多いのか、新しい住宅やマンションが結構な勢いで建っている事が肌感覚として分かります。
そんな湘南に住んでみると一体どんな暮らしができるのか、今回は通勤時などの電車の事情について書いてみようと思います。
関連記事>>>重ねるハザードマップを重ねてみた!江ノ島を中心に湘南地域の災害危険度は?
もくじ
まずは使う人というか用途が限られているものから書いていきます。
今回は3つほど取り上げますが、次点で東海道新幹線でしょうか。
湘南民にとっては、住む場所によって小田原駅か新横浜駅か、近い駅が変わると思います。
のぞみかこだま・ひかりかでも使う駅は変わりそうですね。(寒川町付近でも、新幹線の新駅が作られるとかどうとか。噂です。)
海外旅行などで飛行機に乗る場合は、成田空港に行くこともたまにあるかと思います。
湘南からアクセスしようとするとかなりの距離がありますね。
ですが、幸いにも大船駅まで出てしまえば成田エクスプレスに乗れるので1本で成田空港まで移動できます。
もちろん空港利用者向けに作られた電車で、大きな荷物があっても大丈夫な作りになってますね。
詳細はこちら。
少し値段は張るかと思いますが2時間かからずに行けますし、海外旅行の金額に比べれば安いと言えるかも知れません。
スポンサーリンク
こちらは日々の出勤用で、JRの有料電車です。
湘南以外に住んでいる方には聞き慣れない名前かも知れませんね。
湘南ライナーは東京駅と小田原駅を繋いでいるのですが、凄いポイントは藤沢駅とか大船駅を出るとノンストップで品川駅まで行けることです。
大きな駅である横浜駅や川崎駅にも止まらないって凄くないですか。
詳細はこちらです。
そして、普通の電車賃に加えて510円で乗れるのでグリーン車より安いことと、立ち乗りはできずに全席指定席で確実に座れます。
ただし、これは裏返すとライナー券を購入できなければ乗車できないということですね。
続いて、おはようライナー新宿ですが、同じように小田原駅と新宿駅を結びます。
大船駅にすら止まらず、藤沢駅を出た後は渋谷駅までノンストップです。
湘南ライナーよりさらに本数が少ないことがネックですが、うまく通勤スタイルや時間帯と合うと良いですね。
以上のように、つまるところ湘南から東京や新宿まで通勤する人は満員電車で消耗せずに快適に通勤できてしまうということですね。
こちらは小田急線の通勤列車ですね。2018年から愛称が変更となっています。
小田急の路線がいくつかありますが、湘南民にとっては片瀬江ノ島駅や藤沢駅を出て、大和駅・相模大野駅・町田駅だけ止まって新宿駅に行けます。
藤沢駅より西のJR東海道線の辻堂駅や茅ヶ崎駅ユーザーだと、藤沢駅で乗り換えが必要なので住んでる場所によってはJRの方が使いやすいとか色々だと思います。
詳細はこちら。
関連記事>>>穴場スポット?江の島の花火大会は湘南モールフィルの屋上から眺めよう!
上では特殊な電車について書いていますが、普段使い用の情報も書いておきます。
次の絵は電車内でよく見る路線図だと思いますが、湘南ということで左下の方ですね。
湘南の全域に渡って通っているといえばJR東海道線(上野東京ライン・湘南新宿ライン)のみですが、藤沢駅や茅ヶ崎駅からは別の路線や私鉄も通っています。
西の方は、、、本当に東海道線だけですね。
大船駅まで出ると、JRですが一気に路線が増える感じです。
関連記事>>>湘南移住予定者に朗報!?JR東海道線の新駅をチェックしておこう!
言わずと知れた大規模路線。小田原や熱海へ1本で行けたり、果ては西日本まで繋がってるので青春18切符の人にも使える路線。
湘南からだと、東京やその先へ1本へ行けます。
東京方面に出勤する方は湘南からグリーン車に乗る人も多いと思いますが、上に書いた湘南ライナーの方が確実に座れたり安かったりして、やはり東京へ向かう湘南民の特権と言えますね。
上野東京ラインだと東京へ行けますが、こちらだと新宿方面へ1本で出られます。
ただし新宿へ向かうのは湘南ライナーではなく「おはようライナー」となります。
微妙に停車駅が異なったりするので、移住する人にとっては注意すべきポイントかも知れません。
藤沢駅以西には止まりません。大船と大宮をつなぐ路線です。
湘南民的には、大船駅の始発を押さえれば、毎日の電車通勤でかなりの確率で座れてしまうんですね。
通勤自体は消耗しがちですが、大船始発の電車はありと言えばありですね。
東京から久里浜を繋ぐ路線です。
「湘南ってどこからどこまで?議論」により、横須賀線を湘南と言い切ってしまうと波紋を呼びそうなので、詳細は省きます 笑
関連記事>>>【神奈川・移住】湘南民の交通事情 -高速バス・夜行バス編-
茅ヶ崎駅から橋本駅までを繋ぐ路線です。
ここは関東か?と驚くような細っそりした路線です。
電車のドアは手動で開け閉めします。沿線には広大な空き地が広がっています。東京の電車に慣れきっていると、次の電車までの感覚がとても長く感じられます。
相模線沿線に住む場合、東京方面への電車でのアクセスは悪くなるので移住予定の方は要注意な路線です。
江の島から新宿までを繋ぐ大手私鉄です。
藤沢駅でJRや江ノ電に乗り換えられるので、藤沢駅の乗降人数はかなり多いですね。
路線図はこちら。小田原線じゃなくて多摩線じゃなくて、江ノ島線です。
上に書いているように有料のロマンスカーもあり、プレミアムな出勤ができる人にはありがたい路線かも知れません。
JRの湘南新宿ラインも新宿に向かいますが、途中の駅は全然違うのでその辺りで使い分けするのでしょうね。
関連記事>>>湘南にある「ご当地婚姻届」を使って一生の思い出をスタイリッシュにしよう!
藤沢と鎌倉を結ぶローカル路線です。
江の島も通るので観光客で使う人もいますが、小田急や路線バスでも行けるので悩みどころ。
路線図はこちら。
かのスラムダンクのオープニング曲にも登場してそうな駅があり、聖地として一部の人たちに崇められていたりします。
気になる方は、鎌倉高校前駅に行ってみましょう!
大船駅から湘南江ノ島駅までを繋ぐローカル路線です。ここの沿線だとJR大船駅まで出ることになりますが、上に書いた通り京浜東北線に乗り換えれば高確率で座席をゲットできる、そんな使い方ができる路線ですね。
路線図はこちら。
関連記事>>>江の島観光!観光スポットを散歩して適当に撮った写真をアップするよ!
ということで、湘南に住んでいる人が普段使っているであろうJRや私鉄について網羅的に書いてきました。
電車の利便性で総合的に判断すると、藤沢駅の1強になる気もしなくもないです。
まぁその分、土地が高かったり家が余ってない可能性は容易に想像できますよね。
茅ヶ崎駅と藤沢駅に挟まれた辻堂駅には、神奈川県第2位のショッピングモールもあるので、今後の発展も楽しみな地域であることは間違いないですね。
関連記事>>>全国のショッピングモールランキングで見るテラスモール湘南の凄さ!