最新のデジタル動向にアンテナを張っている皆さんは、キャッシュレス決済とかQRコード決済のニュースがよく耳に入るようになってきましたね。
それ何?って人は、まだまだ遅くないのでこれからどんどん勉強していくと良いと思います。
インターネットが普及した2000年代、スマホ・タブレットが普及した2010年代、そして、来たる2020年代のムーブメントのひとつであるキャッシュレス決済が今アツいと思います!
といっても、海外のキャッシュレス決済の動きに比べるとかなり遅れている日本。まずはお隣の中国の事情と合わせて、日本の現状を知っていきましょう。
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中国では最大手が2社あり、テンセントのWeChatペイ(微信支付)とアリババのAlipay(支付宝)があります。
2018年現在、アリペイの方がシェアは多いようです。
これはけっこう納得感はあります。WeChatはそもそもの成り立ちはLINEなどと同じようにメッセージアプリですからね。騰訊(テンセント)はソーシャルネットワーキングなどの会社です。
対して、阿里巴巴集団(アリババ)はアマゾンと同じように電子商取引というかオンラインマーケットの会社なので決済方法へのこだわりは断然すごいはず。なんで日本でもアマゾンが人気かといえば、簡単に決済できる点が人気の理由の1つですよね。
という事で、デジタル先進国・QRコード決済先進国の中国ではWeChatペイとAlipayの2択(テンセントとアリババの2社)ということになります。
対して、日本はどうなのでしょうか。
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調べていくうちに分かったものもいくつもあるのですが、結論的には、いくらなんでも多過ぎですよ、日本のQRコード決済サービス。
現状では、お店側から考えても、お客側から考えても、どれを使って良いのか踏み切れませんね。どのサービスが最終的に生き残るかが分かりませんもんね。
というか、2018年現在だと本当に読めない戦いが進んでいる気がします。タイムマシンがあったら5年後、10年後を見てみたいと強く思います。
以下、とりあえずサービスを提供してるか、始めそうな一覧を載せますが、比較やレビューはしません。
今後は大事なペイメント技術なのですが、今の所は加盟店などの違いがあるだけで技術的には同じですので。
基本的な部分って、QRコードを読み取る機能と、QRコードを表示させる機能の2つだけですね。
以上です。繰り返しですが、多過ぎです。
各サイトを見ても、ユーザーの囲い込みが「ポイント貯まります!」とかだけなのも問題かもしれませんね。各社の企画部門が差別化戦略を練っていることでしょう。
ユーザー側としては楽しみにして待ちましょう。
あ、ちなみに「〇〇ペイ」とつくからと言って、Apple PayとかGoogle Payは違うんですね〜。キャッシュレス決済には違いないのですが、QRコード決済ではありません。もっと、SuicaとかPasmoとかそっちの方に近い決済方法です。
他の競合という意味では、2017年にバブった仮想通貨やブロックチェーン的な決済サービスも、長期的には候補になるのかもしれません。2020年代になるといよいよ「現金ダサい!」の風潮が日本にも根付いてくるのかもしれません。
他のデジタル先進国に比べて5年以上遅れをとっている日本のペイメントの現況のお話ですね。日本円が強くて信頼できる通貨であることの現れとも見られますが。
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という事で、キャッシュレス決済の中のQRコード決済について、日本と中国をざっくりと比較する記事を書いてきました。
この辺りは完全に中国や韓国の方が先を行っていて、中国ではすでに2強体制になっていますね。日本が16社前後で争っている場合ではない気もしますが、ある程度は仕方がない事でしょう。
QRコードの技術的には、画像を生成したり読み取ったり、それらのデータを管理したりとシンプルなので、新規参入は増えるという予想もできます。
が、Amazonやら楽天やらメルカリやらLINEが出てきている中、ビジネス的に太刀打ちできる企業がどれだけいるのか?ということであまり増えないという予想もできますね。
1年後とか、東京オリンピックが開催される2年後にはどれだけ絞られているのやら。。。
「頑張れ!ニッポン!」的な気持ちが湧き上がってきたのですが、オリンピックの代表選手を応援する時のような気持ちではなく、「もっと頑張れよ」的なニュアンスがどうしても隠しきれません 笑
以上、QRコード決済で、明日はもっとスタイリッシュ生活!