あの「シンクシンク」の花まるラボから、シンクシンクとはまた別の勉強アプリが出ました!
シンクシンクでは立体的な図形や迷路などで「考える力」を身につけるためのアプリでしたが、今回のは数字をがっつり意識した、対人戦も出来る本格的なカードバトルゲームとなっているようです。
シンクシンクと比べ、掛け算や割り算の要素が含まれるので少し対象年齢が上ですが、じっくりと計算力アップに繋げられる良いゲーム性を持ったアプリだと思いました。
オンライン対戦も盛り上がれるので、家族や友達と楽しみながら計算の基礎を身につけましょう!
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もくじ
Yakusuは、算数や数学の中で最も大事なスキルの1つである計算センスを鍛えられる、数字を使ったカードバトルゲームです。
名前の由来はもちろん、「約数」ですね。ある数字を見た時に、「この数で割れるな」というのを駆使して1対1で戦うゲームです。
2017年 米Googleが選ぶBest App for Kidsファイナリストの『Think!Think!(シンクシンク)』制作チームが開発した、計算センスを鍛えるアプリです。
YAKUSUの公式ページはこちら。
8歳以上だそうです。
小学校で九九を習って、さらに割り算もできるようになった後くらいということですかね。
8歳以下のかたは、同じ会社が開発しているThink!Think!アプリをプレイするのも良いかもしれません。
関連記事>>>小学生におすすめの勉強アプリThink!Think!(シンクシンク)で考えるチカラの基礎を養う
現在はAndroidでのみプレイできますが、日本国内のみならず海外でも評判のようです。
新アプリ"Yakusu"をGoogle Play Storeで取り上げていただきました!
なんとアメリカ、インドなどでも同様に取り上げていただいています。
いざ、国を超えた頭脳戦!DL(Androidのみ):https://t.co/8zmYmxoQZz #Yakusu #シンクシンク pic.twitter.com/OOxaeR5BhH— 花まるラボ(シンクシンク_思考力アプリ) (@HanamaruLab) July 21, 2018
iPhoneやiPadでプレイできる日が待ち遠しいですね。
自分と相手に、同じ数だけ手札が配られます。使われる数字は2〜72までで、2の倍数・3の倍数・7の倍数ですが、5の倍数は含まれない、という特徴があります。
手札の色をよく見てみましょう。2の倍数には黄色が含まれます。3の倍数にはオレンジ色が含まれます。(画像にはありませんが、7の倍数には青色が含まれます。)
最初のカードは先行が出すわけではなく勝手に決まっている、というくらいの認識で良いかと思います。
場に27が出ているので、手札の中から割る数を選びます。
でも、手札の中で27を割れる数は9しかありませんね。
9を出して割ったので、次は場の数が9になって相手のターンになります。きっと3で割られるはず!
Yakusuに登場する数の一覧です。
以上で、ルールはシンプルですが戦いのパターンは無数にあるようです。
一番多くの数を割れるのが強いカードと言えますが、Yakusuのゲームでは「2」ですね。
次いで「3」でしょうかね。
数の仕組みとゲームのルールを考えると、この2つは絶対に割られません。相手はパスするしかないです。
その次は「4」も多くの数を割れそうですが、2で割られてしまいます。
上のチャート内で、唯一、3つの色を持つカードがあります。
「42」ですね。2と3と7をかけると42になります。
でも「72」も、たくさんの数値で割られます。
27・49・64などは色が1色なので使いどころによっては強くも弱くもなりそうです。
かな〜りザックリまとめると、大きい数の方が弱くて、小さい数の方が強いといった感じです。
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4つのゲームモードがあります。1人でも遊べますし、友達とも遊べます。
CPU相手に、基本的なルールで戦うモードです。
対戦相手は「カメ」とか「ハト」とかから始まって、どんどん強そうな相手に変わっていきます。どこまで倒せるかな?
YAKUSUでは、1戦プレイするごとにライフを消費します。
シングルバトルではシングルバトルのライフがあって、1日3プレイまでは無料でできます。
ゲーム画面。相手が出した「24」の数字を、手札の「2・6・12」のどれで割ろうか考え中の画面。
相手より先に手札がなくせれば勝ちです。WINの文字が表示されます。
オンラインバトル用のライフが3つあるので、1日に3回までは無料で遊べます。
ゲームに慣れて、AI・CPUとの戦いとはまた違った楽しみ方があるので盛り上がりそうです。
始めたばかりの頃は「RATE ???」と表示されている部分があるかと思いますが、相手と戦って勝つとRATEが上がるし負けるとRATEが下がるという感じで、ランキング形式で他の人と競えます。
海外展開もしてるアプリなので、気づかぬうちに外国の方とYAKUSUゲームをプレイしているかもしれませんね。
「手札」や「先行・後攻」がランダムなので多少の運の要素はあると思いますが、ランキング上位の人は実力を伴っているはずなので継続していくと自分の実力が浮き彫りになります。
新しいゲーム形式なので、必勝テクニックや定石みたいなものがまだ確立されていないと思います。
そういうのが好きな方は、このアプリが出たばかりの今こそチャンスなのかもしれません。
こちらもフレンドバトル用のライフで1日3回までは無料です。
近場の友達のスマホを見つけて戦うのかと思いきや、1台のスマホ・タブレットでその場で(オフラインで)相手と戦えます。
ゲーム的にかなりシンプルですし、トランプやUNOなどのカードゲームと違って、相手の手札も全部見えるからこそできるプレイ方法なのかもしれません。
1回のゲームは3〜5分以内には終わってしまうくらいのゲームなので、例えば飲み会やパーティなどでミニゲーム的に使える方法でもあります。
自分と相手のレベルがちょうど合えば、フレンドバトルが一番盛り上がる可能性も秘めていると思います。
白熱しすぎてリアル喧嘩にならないように気をつけましょう 笑
シングルバトルだと自分と相手の手札が多いですが、ミッションモードでは手札が少なく、ステージ毎にパターンが決まっています。
こちらも、ミッションモードのライフでプレイできます。
ステージ「49は相手から返されない」をプレイしていきましょう。
手札はこちらが3枚(2・49・72)で相手は2枚(4・12)です。こちらが先行です。
相手の方が手札が少ないですが、逆転していきましょう。
ステージ名のとおり、相手は7を持っていないので49は割られません。
続けて、72を出しましたがこれは4で割られました。
この後、2で返せば自分の手札がゼロになり、勝ちです。
他のステージもクリアしていきましょう。
画面真ん中の下にあるボタンを押すと、何やら画面の雰囲気が変わります。
ルールがさらに難しくなったりします。慣れてきた方で、物足りなく感じる方はチャレンジしてみましょう。
まずはゲームに慣れるために、ミッションから取り組むのが良いかと思います。
少ない手数で1つの局面でしっかり考えて勝つ練習をしていくと、Yakusuゲームのプレイヤーのスキルが上がって他のゲームモードでも勝てるようになってくると思います。
初めからオンライン対戦や強いCPU戦に課金して負ける思いをするよりは、簡単なミッションから確実に勝てるようになって行った方がこのアプリを楽しめると思います。
こちらからダウンロードできます。
>>>YAKUSUのダウンロードはこちら
このアプリは無料でできるプレイ回数が限られていますが、スペシャルライフを購入することでプレイ回数を増やせます。
算数や数学の基本をしっかりと身につけるために毎日プレイすることがオススメですが、プレイした分だけ計算の基礎力が身につくと思うので計算ドリルを購入するつもりで課金するのも1つだと思います。
1点を争う大事な受験・入試の場で、初歩的なミスで失敗してしまうのは後になってかなり悔やまれると思います。
単純な計算問題でつまずかないためにも、とっても役に立つゲームアプリだと思います。
それにしても、課金額が50プレイで1000円ってかなり良心的な値段設定ですね。
という事で、シンクシンクの花まるラボが新たにリリースしたYAKUSUアプリについてサクッと解説してきました。
九九、そして基本的な割り算って小学生で習いますがとっても重要なスキルなんですよね。
中学受験に必要なだけでなく、高校受験にまで繋がっていきますので。
因数分解や2次方程式の解の公式を使いこなす時にも、九九をおろそかにしているとつまずきポイントになってしまいます。
単純に九九が言えるレベルよりさらに上を行くために、YAKUSUのゲーム内で九九や約数について慣れて行くことはメチャクチャ大事だと思いました。
今後の定期イベントなども気になりますね。たくさんプレイしていきましょう!