電気ケトルでミネラルウォーターを沸かし続けると何が起こるかってご存知ですか???
説明書にはあったらしいんですが、これってイケナイ事だったんですね。
今回はまあ変な結果にはなりませんでしたが、説明書の警告を無視していると壊れたり怪我したりする可能性がありますので。
記事の流れとしては、沸かし続けた結果どうなったかと、その後、如何にして元の状態+アルファに戻したか、です。
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もくじ
これはやってみた系の記事を書きたかったわけではなくてやってしまった系の記事なのですが、結果的にはタイトル通り、ミネラルウォーターを電気ケトルで沸かし続けるとどうなるかの検証ができました。
少し汚れてきたな、という思いはあったのですが好奇心が後押しして少し続けていました。
使用したのは、市販の一般的な電気ケトルとミネラルウォーターの硬度の分類的には硬水に含まれる、市販の一般的なミネラルウォーターです。
で、最初の写真になるまでの経緯ですが、ざっくりと次のような感じです。
コップ一杯くらいのミネラルウォーターを、1日に1〜2回の頻度で、約2週間くらい沸かしました。
結果どうなるのかは、こちらです。
真っ白!
特に段差になっている隅っこの方は溜まりやすいのか、特に白くなっていました。
輝きを失ってしまった感じですね。
これだけだとよくわかりませんが、後々の写真と見比べると一目瞭然です。お楽しみに。
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いきなり見せられるとビックリしますよね。
水垢(水アカ)?白カビ?ホコリ的なや〜つ?
いえ、違うんです。思い出してみましょう、この実験で何をしたか。
ミネラルウォーターを沸かし続ける。
言ってみると、水を沸かす電気ケトルで水を沸かし続けた。これだけです。
なので、白い物質はそこから出てきたと考えられますね。
ということで、白い物質の正体はズバリ、「ミネラル」です。
中学校の理科でやるように、塩水を煮沸したりすると最終的には水分がなくなって塩が出てきました。
これと同じです。
ミネラルウォーターを煮沸していたら、ミネラル分が出てきた(析出した)というだけです。
つまり、硬水の硬水たる所以ですね。
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この結果は2つの意味でもったいないと言えます。
1つ目は、電気ケトルが汚れたことで、まぁ無害とはわかっていても少しは気になるし掃除が手間。
それくらいのことですね。
2つ目は、ミネラル分を捨てていたこと。
身体のデトックスや胃腸の調子を整えるためにミネラルウォーターを飲もうとしていたわけですが、沸かした結果、ミネラル分が大いに損なわれていたことが予想されます。
栄養ドリンクの成分表示などでも同じですが、例えば「1000mg配合」と謳っている商品でも、見方を変えると「1g」しか入っていないと言えます。
食品や飲料に含まれる成分なんてそんな量です。
でもそれだけでも効果があると言えます。
今回は、その摂取したいミネラル分が結構な割合でなくなっていました。
測っていないですが、「数g」はあったのかもしれません。
やはりそんな意味でも、「ミネラルウォーターは電気ケトルで沸かさない」ようにしましょう。
電気ケトルの説明書通り!
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で、沸かした結果は終わりですが、ここから如何に綺麗に掃除したかも載せておきます。
上の写真の白いミネラル。
これは試しに指や爪で擦ってみるとこそぎ取れるくらいのへばり付き具合でした。
実験期間が2週間くらいということで、そんなにこびり付いてはいなかった模様。
ということで、まずは硬めのスポンジでゴシゴシと磨き上げてみました。
結果はこちら。
頑張ればまあまあ綺麗になりましたね。(光の反射があってちょっと分かりにくいですが)
普段、水道水を沸かしまくっている時の標準的な感じでしょうかね。
別にミネラルウォーターでなくても、これくらいの清浄度にはなるかと思います。
ということで、ミネラルウォーターを沸かしてしまって付着したミネラル分は、スポンジでゴシゴシやるだけである程度は除去できるという結論です。
この段階でよければ、メラミンスポンジなんかも重宝しそうです。
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上の写真では妥協できない方、またはあなたのお家の電気ケトルを今よりもうちょっとキレイにしたい方はこちらもやってみましょう。
やり方は簡単です。
おうちにあるもので手軽にやりたいのであれば、水道水に少しの「お酢」を入れて沸かし、そのまま放っておくだけ。
具体的には、我が家の1リットルまで沸かせる電気ケトルの場合は、1リットル限界くらいまで水を入れて、あとはお酢を30〜50g入れてかき混ぜ、いつもと同じようにボタン一つで沸かすだけ。
楽っ!
まぁ、お酢を入れているので、換気扇は回した方が良いかもしれません。
お部屋にお酢の匂いが広がってしまうので。
で、沸かしたあとそのまま2時間くらい放置すると、結果はこうなりました!
ピッカピカ!
上の写真と比べても、反射ぐあいが全然違うのがわかります!
隅っこをよくよくみると、ほんの少しは残ったので、お酢はもうちょっと入れるとか、水の量をもっと減らすとかでもよかったかもしれません。
それか、さらに激落ちくんで擦っても落ちましたが。
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ちなみに、お酢の部分はクエン酸でもOKです。
水で軽く洗浄して、もう一度、水道水で沸かせば、あとはもう普段使っているように使って良いと思います。
お酢の匂いが気になるのであれば、もう少し洗浄、といった感じですかね。
ミネラルウォーターを沸かしていない皆さんも、やってみる価値ありです!
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この検証を、実験として捉えると、少し面白みも湧いてきますかね?
ミネラルウォーターやスポンジ・お酢といった危なくない道具しか使っていないので、子供の夏休みの宿題としても応用できたり!?
電気ケトルの方は、t-Fal(ティファール)・デロンギ・タイガー・象印などどれでも良いと考えられます。
素材も、樹脂でも、金属(ステンレス)でも、ガラスでもどれでも同じですね。
日々の様子を観察したり、色々なミネラルウォーターを試したり。
汚したあとは、クエン酸とお酢と重曹などでキレイさを比較したり。
他にも、出てきたミネラル分を顕微鏡なんかでよくよく観察してみたりも面白いかもしれません。
顕微鏡は使わなくても、軟水と硬水の違いなんて一目瞭然でしょうけどね。
実験材料のお水はこんなのどうでしょう。水が硬水なほど、たくさん抽出できるはず!?と予想されます。
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普段意識しないかもしれませんが、ミネラルウォーターって沢山あります!
逆に考えると、愛飲しているミネラルウォーターにちゃんとミネラルが入っていて良かった〜!