図解トランポリン第7回で、バク転をご紹介しようと思います。ここまでくると、もはや脱・初心者シリーズとは言えない雰囲気が漂ってきますね。
バク転の初心者にとって床の上でのバク転は、「手の振り方」だったり「脚の蹴り方」だったり「跳ぶ方向」だったり、いろいろ難しいポイントがあります。
トランポリンだと、とりあえず脚力が必要なくなるので他の動作に集中して練習ができます。あと、硬い床でやるよりはトランポリンの方が安全かとも思います。
なので、トランポリンができる環境があれば、積極的に活用してバク転を習得していきましょう!
もくじ
トランポリンらしくバク宙などの宙返りの練習をしても良いのかもしれませんが、多少玄人ちっくなバク転の話です。
トランポリンを目指す人ではなく、器械体操やパルクール、フリーランニングなどパフォーマンス系が必要な方の記事になりますかね。
忍者になりたい人も、チアの練習をしたい人もウェルカムです!
第1回では安全上のポイントを説明しています。
バク転の練習の前にこちらもご確認ください。
バク転を知ってる方は多いと思います。ジャニーズタレントならみんなできそうな、アレです。
マット運動の「ハンドスプリング」が前に転回する技だとすると、「バク転」は後ろに転回します。
体操競技で言うところの正式名称は、後方倒立回転跳びです。
ちなみにハンドスプリングは、前方倒立回転跳びですね。
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地上でやる場合、蹴りの強さ・手の突きの強さなどの瞬発力に加えて、背中を反らせる柔軟性も必要となってきます。
が、トランポリンでやる場合は蹴りの強さが不要なので練習はしやすくなると思います。
トランポリンの技ではないのでバッヂテストにも出てきません。
ですが、色んなパフォーマンスの基礎なので、パフォーマーの方にとっては必須スキルかも知れませんね。
もしバック転を英語サイトで調べたくなったら、“backflip”とか“handspring backward”とかその辺の単語で検索できますよ。
30代がバク転してる動画です。
これまで紹介したトランポリンの技はだいたい真ん中で行ってきましたが、バク転をやる場合は端から端まで動きます。
逆に言うと、真ん中付近から始めて真ん中付近で終わるようなバク転は応用技だと思うので、まずは基本的なバク転を身につけましょう。
この姿勢のあと、えいっ!と反りながら後ろに飛びます。
度胸というか、勇気も必要かもしれませんね。ビビりながらフニャッとやっても絶対に出来ません。
最初はタイミングが分からないかも知れません。
背中が固くて上手くできないかも知れません。
でもキレイなバク転ができると、言わずもがなカッコ良いので頑張って練習しましょう。
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イラストだとこんな感じです。キレイなアーチですね!
しっかり跳んで、しっかり着手して突きます。最初は、自分が想像している以上に後ろに飛ばないといけないと思います。
どれくらい後ろかといいますと、バク転前の構えって、地上で垂直跳びをする時の構えとほぼ同じ姿勢です。
ここから腕を思い切り振ると思いますが、真上に向かって振ると垂直跳びになります。
そうではなくて、後ろに反る方向に腕を振っていきます。
トランポリン上だと上の動画にもあるように、腕を思い切り振ったり強く蹴ったりは必要ないですね。
そして、後ろに振った腕でそのままトランポリンを突きにいきます。
跳ぶのが上過ぎると、手がほとんどベッドに突けずに宙返りのようになってしまいます。
地上でもトランポリンでも同じですが、手でポンっと突かないといけません。
足で跳ぶ→手で跳ねる→足で着地 のリズムが、ポン・ポン・ポンという感じです。
リズムも意識しておくと上達が早いかも知れませんね。
突けているのと突けていないのの違いは、下の方に動画があるので参照してください。
継続は力なり、です。毎日、5分でも10分でも続けると良いです。
場所と、布団やマットがあればこんなこともできるかもしれません。
くれぐれも周りの人やお家の方に迷惑をかけることのないようにしたいですね。
バク転練習中だよ!!#バク転 #練習中 #役者 pic.twitter.com/sTsE4rWg8y
— 遥賀 夏海(なっちゃん)NEXT→1月舞台 (@umiharukanatsu) February 19, 2018
バク転ができるようになりたい人は、自宅でも頑張っていらっしゃいます。
朝ともに時間があったので久しぶりにバク転の練習に付き合い補助しました。
即効筋肉痛でした(笑)#バク転 #朝練 #部屋干し #腰痛 #筋肉痛 pic.twitter.com/qt1ASE668g— 栗岡整体院(大阪門真整体院) (@kuriokaseitai) February 3, 2018
繰り返しですが、大事なのは肩や背中の柔軟性ですよ〜。
逆立ちも、30秒とか1分とか、できればもうちょっとできるように準備しておきましょう。
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注意するポイントは主に2つあると思います。
あなたの動画と、この絵を見比べてみてください。
1つ目は、膝が前に出ているところ。
後ろに跳べないのは、つまり足元より膝が前に出ているのだと思います。
トランポリンの反動も得られないと思うので、もっと後ろに跳ぶイメージが必要かも知れません。
2つ目は、背中の反りが足りないところ。
もっとお腹を上に突きだすようなイメージが必要かも知れませんが、柔軟性がないともちろん出来ません。
キレイなアーチが作れるように、家トレでブリッジを継続してみましょう。
こういう事はやらないようにしましょう。参考になる動画です。
https://t.co/N7uaBYwz1j
あべこべ
バク転講座!#スタジオアクト #バク転 #チュートリアル #やれば絶対事故る? #fail— ユーヤ (@trick_kick) April 26, 2018
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バク転は手の突きが大事ですが、トランポリンを始めたばかりの人は慣れない動きです。
家で逆立ちをやったり、トランポリンでこんな動きを練習しましょう。
立つ→逆立ち→立つ→逆立ち→・・・だけで大丈夫です。
最初に載せた動画と同じですが、ポンと手で跳ねている感がわかりますかね。
分かりずらい場合は、下の動画と見比べてみてください。
後ろに跳べばバク転ですが、徐々に高く跳ぶとバク宙に近づきます。
動画の後半になるにつれて、手がほとんど触れなくなっていますよね?
そう考えると、バク転とバク宙ってどっちが簡単なのかの境目もよく分からなくなって来ます。
バク宙に興味があったらこちらも参考になるかも!
これって簡単そうに見えてめちゃくちゃ難しいですよ。身体を上手に使わないと続けられません。
https://twitter.com/noritora/status/990162882699476992
バク転などの技はやり方によってはとても危ない技ですので試してみて難しそうなら、身近な人にアドバイスをもらうか補助に入ってもらうなどして、怪我には気をつけてください。
以上、バク転の練習方法でした。
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