自分で自分を伸ばすことができる人って凄いですよね。
放っておいても伸びる人。
きっと自分に潜在能力が眠っていることに気づいているのかもしれませんし、自分を伸ばすための努力の方法も知っているはずです。
でもその一方で、人に叱咤激励をされて初めて伸びる人もいます。
やればできる、頑張れば伸びるタイプなのかもしれませんが、やる気が出ないのが問題なのかな?
他人の喝があれば伸びることは知っているので、上手いこと喝が入れられれば伸びる人なのでしょうね。
で、叱咤激励するための手段の一つが、アントニオ猪木さんによる闘魂ビンタだったりします。
スパルタ的にビシバシされることで成長ができる人にとっては闘魂ビンタはありがたいもの。
でも、闘魂ビンタを望んでいない人にとってはただの暴力ですよね。
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長くなりましたがなんの話かというと、人と人との関係性は平等ではないという話です。
闘魂ビンタという同じ事象でも人によって暴力だったり叱咤激励だったりします。
同じことを発信していても、受け取る側はいろんな解釈をするもの。
仕事マニュアルでも恋愛ノウハウでも、誰にでも当てはまる完ペキなものが存在しないのも同じことです。
人々の考え方が多様化していることは良いことだと思います。
ですが、多様化が進むと同時にパワハラ・セクハラ問題も増えて来ているように感じます。
何かというと、会社の新入社員の世代と課長・部長の世代ってどうしてもジェネレーションギャップ(基本的な認識の差)があるので、お互いに驚かされることが多いはずです。
昔は、新入社員はこういう仕事の進め方をして、こんな経験を積めば酸いも甘いも経験できて会社員としてのレベルが上がる、というものがあったのかもしれませんが、これが通じなくなってしまった。
昔と同じように教育しているつもりが、若手社員の中にはパワハラに感じてしまう人がいる、ということ。
上司も誰も、人を傷つけようとして傷つけているわけではなくて、常識だと思ってやったこと・良かれと思ってやったことが相手に通じないので結果としてパワハラになってしまう。
この差をブラックと表現すると誤解を招くかもしれませんが、ブラック体質の合う新入社員も中にはいるのでそんな人がブラックな上司とマッチングすると、バリバリ仕事をして出世できるかもしれません。
人と人との関係性なので平等じゃないのでこれはごく自然なこと。
大事なことは、嫌がる人に押し付けてはいけないということですね。
強要は良くない。
望む人に望みのものが与えられることは良いことです。
大事なことは上と一緒ですよ。
迷惑がかからない範囲で、自分の気持ちを伝える分には良いのですが自分の考え方を押し付けるのは良くないです。
公衆の面前で大声で告白をするなど、自分が派手なアプローチをしたいからって相手が望んでるとは限りません。
もちろん、相手が望んでいれば派手派手なアプローチ企画を練りましょう。
派手なデートを望んでいる人同士ならうまくいく気もします。
派手さの方向性にもよりますが。
静かで控えめなデートを望んでいる同士もうまくいく気がします。
男性も女性もお金を望む人はいますが、100%そんな人ばかりな訳ではありません。
趣味が同じだったり、お金とは関係のない幸せを望んでいる人はいるので価値観が同じ人と出会えることって素晴らしいことです。
自分にぴったりの相手、相手にぴったりの自分ってどんな形かを考えるのは面白そうです。
闘魂ビンタで思い出しましたが、年末のガキ使では毎年 蝶野さんによる方正さんへのビンタネタがありますね。
笑いを提供する側と享受する側がどちらも望んでいるからこそ、毎年続いているのだと思います。
除夜の鐘ではないですが、継続されていることに人は意味を見いだすのかもしれませんね。