大学や大学院を卒業したら会社員になる方って多いと思います。
人気の企業に就職するためには就職活動を頑張っている方もいますよね。
大学生の皆さんはご存知ない方もいるかと思いますが、大卒が新入社員として入る会社はだいたいどれも、最初の3ヶ月は研修期間として設定されているかと思います。
4月入社で、6月いっぱいは仮採用。
7月から本採用ということで、本来の姿は仮採用期間で新入社員候補について見極めてから7月になるタイミングで採用しない選択肢もあるはずなのです。
スポンサーリンク
ですが最近の就活は内々定などから始まって、内定式が入社前の10月1日だったりしてズッシリ重くのしかかってきます。
職場で一緒に仕事をする人はほとんど顔を合わせないうちに、内々定〜内定と厳重に採用活動が進んでいて、仮採用はほぼほぼ機能してないと言えます。
4〜6月によっぽどのことをしなければ不採用になることはありません。
3ヶ月くらいお試して仕事をしてみて、ある程度お互いを理解してから雇う側も雇われる側もマッチングが取れれば良いのに、全く機能していない。
これがうまくいけば社会は多少なりとも流動的になって、入社3年で辞める人は少なくなったりすると思います。
会社に入るということは、その後の人生40年近くを左右する決断なのに、会社の中身がわからないまま入社して簡単には変えられないところに歪みの原因はあるのだと考えます。
もっと簡単に仮採用状態になれて、本採用が多少厳しくなる方が良いはず。
でもまあ古い体質の企業がそんな斬新な動きをできるはずもないので、現在大学生のあなたは内定をもらう前に出来るだけ会社員の実態を把握するように努めましょう。
幸いにも、現在すでにインターンという仕組みがあるので最大限、活用してみましょう。
(もちろん、卒業のための単位にもなると思うので一石二鳥ですね!)
たった2週間かそこらで会社員人生の全てが理解できるわけは無いのですが、働こうと思っていた会社で実際に働いている人と同じ時間を過ごし、肌で感じたことって大事なはずです。
会社が目指す姿ってWEBで検索すれば情報が出てきますが、そこで働いている人たちの実際の姿ってググってもわかりません。
なので、インターンの期間中にそのあたりを掴み取ることに価値があります。
その辺のファーストインプレッション(第一印象)って意外と当たりますよ。
憧れていた会社で働いている人は、実はあんまり魅力的じゃないなと感じるかもしれません。
悪いことばかり書いたように見えますが、インターンの結果、ますます入社したくなることも全然あり得ます。
むしろ、それこそが大事なことですよね。
これって、気にしない方は全然気にしてないことかと思います。
というか、お手軽なバイトしか経験したことがない大学生にとっては気づきようもない概念の可能性もあります。
ですが、超大事なことなんです。
インターンシップ生を受け入れる側の会社の部署の方は優秀な学生が来たら、入社してくれると嬉しいことを上手いこと伝えてください。
インターン先の会社が魅力的に感じた学生さんは、会社の方にアプローチを沢山してください。
あるいはちゃんと採用してもらえるように、卒業研究や採用面接対策で着実に力を身につけていってください。
自分の気持ちは相手に伝えないと、両思いにはなれませんよ。
働きたい場所で働くことってスタイリッシュな人生を送るに当たって重要なことです。
繰り返しですがマッチングってとっても、大事です。
まだ時間が残されている大学生はその時間を大切にしてください。
もう会社員になっているが後悔を感じていて、その後悔は今後もっと大きくなっていくと感じている方は、転職のことを考えてみましょう。
遅すぎることはありません。
今後の10年以上を左右する重要なことです。
転職活動の第一歩は転職支援サービスに登録するところです。
誰もがみんな、適材適所で働ける社会って幸福度が高いと思います。
一緒に仕事をしたいと思える上司と働き、育てがいがある部下と一緒に働くのです。